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フリーランスコンサルタントの案件探し、紹介が途切れない方法

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フリーランスとして独立したばかりの人は、なかなか案件が獲得できず苦労している人が多いです。

独立し時間がたった人でも継続して案件を得られないと悩むフリーランスは多く、案件の獲得方法に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、現役フリーコンサルタントの筆者が以下のような悩みを持つ方へ、案件の獲得方法や案件が見つからないときの対処法までお伝えしていきます。

  • フリーランスが案件を速やかに獲得するための準備や行動
  • 参画している案件を継続させるためにできること
  • 独立直後に案件を受注する際、注意すべき3つのポイント

効率的な案件の獲得方法などもお伝えしていくので、案件探しに悩んでいるフリーランスの方は参考にしてください。

フリーランスは案件探しが難しく仕事が途切れやすい

会社員の場合はプロジェクトの合間である待機期間でも給料が支払われますが、フリーコンサルタントの場合は待機期間に報酬が発生しません。フリーコンサルタントは不景気になると、一番始めに契約を打ち切られる立場でもあります。そのため、案件が途絶えてから対処を考えても、手遅れになる可能性があります。

フリーランスの場合、年収の考え方は下記のように毎月収入が入ると考えてはいけません。

OK単価×10カ月
NG単価×12カ月

会社員とは違いフリーランスは「いかに案件を途絶えさせないか」「年収を安定させるのか」を常に考え、年収を上げていくのが最善の策です。のちほど新規の案件を獲得する方法も紹介するので、仕事が途切れないよう参考にしてください。

フリーランスの案件が受注する案件は大きくわけると2種類

フリーランスの案件は大きくわけると「継続案件」と「単発案件」の2種類あり、それぞれ特徴が異なります。

目的に合わせて仕事を探すことが重要なので、しっかりと違いを把握しておきましょう。

  1. 継続案件:難易度は高いが継続性は高い
  2. 単発案件:難易度は低いが継続性は低い

継続案件と単発案件の違いや難易度がわかれば仕事を選びやすくなるので、それぞれの違いを詳しく解説していきます。

継続案件

継続案件は複数回にわたり案件を受注し、継続的にクライアントからの仕事を請け負うことを指します。

継続案件はクライアントから評価を得ている証なので、多くのメリットがあります。

メリット安定した収入を得られる 長期的なやり取りでコミュニケーションが取りやすくなる 専門分野の知識が蓄積されていく
デメリット主要な収入源の場合、案件が途絶えると収入もなくなる アイデアがマンネリ化する可能性がある

単発案件よりも収入が安定する一方で、案件ごとに難易度も報酬の高さも異なります。

案件の数は少なくても大きな収入を得られる可能性が高いので、スキルに自信がある人は継続案件に取り組んでみるのもよいでしょう。

単発案件

単発案件は個別に案件を受注する方法で、クラウドソーシングのタスクが該当します。比較的難易度の低い案件を依頼されるため独立直後でも取り組みやすいものの、単発案件にはデメリットもあります。

メリット多様な経験を積める スケジュールを調節しやすい さまざまなクライアントと接点を持てる
デメリット収入が安定しない 長期の関係性を築きにくい 特定の専門分野に特化しにくい

単発案件は難易度が低く多くの数をこなせる一方で、複数の案件を受注しなければまとまったお金が入ってきません。おもにフリーランスになったばかりで、実績を増やしたい、得意分野を見極めたい人向けの働き方です。

フリーランスが新規の案件を速やかに獲得する方法【準備編】

フリーランスの案件探しは大変だからこそ、事前に入念な準備が必要です。準備をするのとしないのでは案件の獲得難易度がまったく異なるので、何をすればよいのか具体的な方法を4つ紹介します。

  1. 職務経歴書を見直す
  2. アピールポイントを明確化する
  3. クライアントに求める条件を整理する
  4. 自分の市場価値を明確にして単価設定をおこなう

案件を獲得する前に自分の経歴やスキル、市場価値を明確にするとクライアントへ交渉しやすくなります。事前準備がフリーランスとして成功するのかを左右すると言っても過言ではないので、具体的な方法を解説していきます。

職務経歴書を見直す

新規のクライアントからすると、契約前にフリーコンサルタントの知識やスキルを把握する唯一の方法が職務経歴書です。

職務経歴書が分かりにくい内容や最新化されていない場合、クライアントに正しくご自身の特徴を伝えることが出来ず仕事の受注に繋がりません。

  1. 日付や職務内容など、正確かつ漏れなく記載されているか
  2. 見やすいフォーマットで記載されているか
  3. 時系列に職務経歴が並んでいるか

職務経歴書を定期的にアップデートし、全体的に分かりやすい表現となっているかチェックしましょう。フリーコンサルエージェントの中には職務経歴書を添削してくれるところもあるので、そちらを活用してみるのも手です。

アピールポイントを明確化する

職務経歴書をもとに、自分が得意とするところを明確化しておきましょう。経歴やスキルがクライアントの求めるものにフィットすれば、案件を獲得する可能性は高くなります。

  1. 今までの経歴や専門知識
  2. 納期を守りながら高品質な成果物を納品する能力
  3. 複雑な課題を解説する問題解決スキル

上記のアピールポイントはあくまでも一例ですが、短時間でアピールできる用意をしておかなくてはいけません。自分の得意領域において、どのような実績があるか、自身の強みは何かなど想定問答を考え準備しておくとよいでしょう。

クライアントに求める条件を整理する

世の中に出回っているコンサルタントの案件は豊富に存在し、領域、稼働率、勤務形態、単価など、条件も多岐に渡ります。

また、1つの案件には複数の候補者がいて、すぐに判断を迫られるケースも多いため、事前にクライアントに求める条件を整理しておくとよいでしょう。

  1. 契約期間 (長期的な契約は結べるか?)
  2. 単価 (単価は希望よりも高いか?)
  3. 業務範囲 (自身の得意領域の範囲か?)
  4. 勤務形態 (リモート勤務が可能か?)
  5. 商流 (商流が深くないか?)
  6. 稼働率 (希望する稼働率か?)

上記の例はあくまでも一例ですが、案件は巡り合わせのため希望をすべて満たさない場合もあります。そのため「長期的な契約が一番」「リモート勤務は必須」など譲れない条件、優先度も設定しておくとよいでしょう。

自分の市場価値を明確にして単価設定をおこなう

単価を安易に上げてしまうと、エージェントからの案件紹介も減ってしまいます。一方で単価を下げ過ぎると、自身のモチベーションに影響してしまいます。

  1. 専門知識や経験
  2. 競合の価格帯
  3. 付加価値はあるか
  4. プロジェクトの難易度や労力
  5. 経費やコストはいくらかかるか

単価を決める方法はいくつかありますが、クライアントに「この単価なら許容範囲」と思われる単価を設定しておくと紹介が増えていきます。案件参画後に単価アップを図ることも可能なので、目先の単価ではなく最低単価を設定しエージェントと交渉していくとよいでしょう。

フリーランスが新規の案件を速やかに獲得する方法【実践編】

フリーランスが案件を速やかに獲得する方法はいくつもあるので、複数の方法を使い分け効果的に案件を探していくとよいです。

どのように案件を獲得するのか、代表的なものを7つ紹介します。

  1. 人脈を使い案件を獲得する
  2. フリーコンサルエージェントに登録する
  3. 企業の交流会などへ参加する
  4. SNSやブログで営業活動をおこなう
  5. オンラインサロンへ参加する
  6. クラウドソーシングを利用する
  7. 企業へ直接足を運び熱意を伝える

それぞれの案件獲得方法は難易度、メリットやデメリットが異なるので、あらかじめ違いを把握しておくとよいです。それでは、具体的な案件獲得方法を解説していくので、仕事探しの参考にしてください。

人脈を使い案件を獲得する

同じコンサルタントの仲間や前職の繋がりなど、今まで培ってきた人脈をもとに案件を紹介してもらいます。

普段から仕事に繋がる人脈の形成や、現在あるは過去のクライアントから仮に独立した際に、仕事が貰えるような関係性構築をしておくとよいでしょう。

  1. 人脈を使い案件を獲得することには、さまざまなメリットがあります。
  2. 既存の人脈を通すことで信頼度が高まる
  3. 新たなクライアントを獲得する手間が省ける
  4. プロジェクトやクライアントと相性が良い可能性が高い

1番良いのはエンドユーザーの決裁権限者と繋がりをもつことですが、なかなかハードルが高いです。

もし人脈が不足していると感じられている方は、コンサルタント向けの講演会やセミナーや、yentaなどのビジネスマッチングサービスを使い案件を獲得する方法もあります。

フリーコンサルエージェントに登録する

フリーコンサルエージェントを利用する場合は案件を探してもらえるため、人脈がなくても問題ありません。

既存案件の契約更改の1カ月前のタイミングで複数のエージェントに案件の紹介を依頼することで、案件が途絶えることはありません。

自分で案件を探さなくて良いものの、エージェントにもデメリットはあります。

  1. 提案したが辞退してしまった場合、次回案件を紹介されにくくなる
  2. 複数の案件のオファーを同時にもらうことがある
  3. コンサルタントの経験がない人が担当者になる可能性がある
  4. 登録しても案件を紹介してもらえないケースがある

今後さまざまな案件を紹介してくれる機会を増やすためにも、エージェントから紹介された案件でしっかりパフォーマンスを発揮しましょう。

担当者とより良い関係を作っていくことで、継続的な案件獲得につながります。

企業の交流会などへ参加する

フリーランスを対象としたビジネス交流会や、スキルアップのワークショップなどへ参加することで、案件が獲得できることもあります。

企業だけでなく同じフリーランスとして働く方とも繋がれるチャンスなので、積極的に参加するとよいでしょう。

  1. ネットワークを拡大し、将来のクライアントになる可能性がある
  2. 業界の動向やトレンドなど情報共有ができる
  3. 直接顔を合わせて話すことで、信頼関係が構築できる

上記のメリットはあくまでも一例ではありますが、交流会へ参加することでビジネスチャンスの拡大やキャリアの成長などの機会に恵まれるかもしれません。

定期的に連絡を取ることで案件探しのときに頼ることもでき、悩み事があれば相談に乗ってもらうなど良い関係を築いていきましょう。

SNSやブログで営業活動をおこなう

SNSや運営する自身のブログで営業活動をおこない、案件を獲得する方法もあります。

今までの活動やスキルをアピールする良い場となるので、SNSやブログを使い積極的に営業活動をしましょう。

  1. どのような活動をしているのか
  2. スキルや実績
  3. ポートフォリオの掲載

上記は発信内容の一例ではありますが、うまくマッチングすれば案件獲得につながります。

仕事を獲得するというより問合せを待つ手法ですが、ほかの方法と組み合わせることで新規の案件獲得がしやすくなるでしょう。

オンラインサロンへ参加する

フリーランスの同業者が参加するオンラインサロンへ参加することで、自分1人では知りえない情報を得るキッカケになります。

オンラインサロンへの参加は仕事獲得だけでなく、さまざまなメリットがあります。

  1. 専門知識を共有し、学びの場となる
  2. 直面している問題や課題を相談し、アドバイスをもらえる
  3. 同じ目標を持つ仲間と交流し、モチベーションを維持できる
  4. 業界内の最新情報を得られる
  5. 業界で有名な専門家と交流するチャンスがある

オンラインサロンに参加することで、情報共有や相談、スキルアップなど自身に良い影響を与えてくれるでしょう。

ときには手が足りない案件を紹介してもらう機会もあり、仕事を獲得できる可能性が高まります。

クラウドソーシングを利用する

単発の案件を探したい場合、クラウドソーシングを利用すると効率よく仕事を探せます。

クライアントとフリーランスを繋ぐ役割や報酬の支払いなどクラウドソーシングが間に入り仲介してくれるので、見ず知らずの相手でも安心して取引ができます。

  1. 幅広い案件の中からスキルを活かせる仕事を探せる
  2. さまざまな案件があり、新規顧客を獲得するチャンスがある
  3. 良い評価を積み上げていくことで継続的な仕事を獲得しやすくなる

クラウドソーシングごとに手数料が10~20%ほどかかってしまうのと、そもそも短時間の仕事のため、大きな金額を稼ぐことは難しいです。

しかし、案件と案件の間、空いた時間に作業ができるなどのメリットもあるので、ビジネスを成長させるチャンスと捉えるとよいでしょう。

企業へ直接足を運び熱意を伝える

今まで紹介してきた案件獲得方法の中でもっとも難易度は高いものの、企業へ足を運び熱意を伝えるのも効果的です。

電話やメール、企業のお問い合わせフォームから営業をかける人もいますが、直接顔を見て話すメリットはたくさんあります。

  1. お互い顔を見て会話することで、信頼関係を構築しやすい
  2. クライアントの課題やニーズを把握しやすい
  3. 予算やニーズに合わせ柔軟な価格設定をしやすい

自分のスキルを活かせるクライアントを選べるのも直接営業の良さなので、難易度は高いもののチャレンジする価値は十分あります。 コミュニケーション能力を必要とするもののクライアントとの関係を構築しやすいので、ビジネスを拡大させたい人は挑戦してみてください。

参画している案件を継続させる5つの方法

新規顧客を開拓していくのも大事ですが、それ以上に大切なのが参画している案件を継続させることです。

どうすれば継続して案件を獲得できるのか、5つの具体的な方法を紹介します。

  1. 知識・スキルを磨く
  2. 俯瞰的な視点や当事者意識を持つ
  3. 顧客のニーズを把握し期待を超える
  4. ビジネスマナーを徹底する
  5. 情報システム部の担当者やPMOとして参画する

これから紹介する具体策のうち1~4つ目は案件を継続させるために重要なことなので、徹底しておこないましょう。 どのように案件を継続させるのか、具体的な方法を詳しく解説していきます。

知識・スキルを磨く

企業が仕事相手として「フリーコンサルタント」か「会社員コンサルタント」かの二択に迫られたときに、多くの企業が会社員コンサルタントを選ぶ傾向にあります。

理由は「会社員コンサルタントの方が何となく安心できる」という意見が多く、まだまだフリーコンサルタントへの風当たりは強いと言えるでしょう。

フリーランスコンサルタントの仕事の依頼元は、以下のような企業が多いです。

  1. エンドクライアント
  2. コンサルティングファームやSierなどの元請企業

元請企業の場合は元請企業の従業員と競争しなければいけないため、社内の人間より優先的に仕事にアサインされるほど知識を身に着けておく必要があります。

フリーランスは会社員コンサルタントに比べ風当たりが強いからこそ、企業に「フリーランスコンサルタントを使いたい」と思ってもらう何かが必要です。

知識やスキルを磨き続けることで「この人に仕事を任せたい」と思ってもらえるようになるので、参画した案件には真摯に向き合い120%のクオリティで納品しましょう。

俯瞰的な視点や当事者意識を持つ

プロジェクトの現場に入ったら、まずは顧客組織の全体像を把握することが重要です。

担当者の名前だけでなく、仲が良い悪い等、部署間の連携具合や人間関係にも留意することが望ましいでしょう。

重要なのは、それだけではありません。

フリーランスという立場上どうしても当事者意識を持つのは難しいものの、顧客から見れば他人事して捉えているか見破られてしまうものです。

プロジェクトに参画した以上

  1. 雇われているエンドクライアントの社員
  2. 雇われている元請け企業の社員

という気概でプロジェクトに臨み、自社の利益に貢献しようと取り組むことが求められます。

顧客のニーズを把握し期待を超える   

ひとことで顧客といっても、フリーランスに求めていることは違います。

顧客がどのようなことを考えていて、コンサルタントに何を求める傾向が強いかを把握することが、顧客ニーズに答えるために重要です。

  1. 緻密さを求めるタイプ
  2. スピード感を求めるタイプ
  3. 表には出ず裏で黒子として支えてほしいタイプ
  4. 一緒に全面に立ってプロジェクトメンバーを引っ張っていくことを求めるタイプ

たとえば緻密に行動したいと考えているクライアントの場合は最終ゴールから逆算し関係者を巻き込んでいく計画策定・アウトプット作成などが求められ、全面に立ってほしいクライアントの場合は会議の仕切りや、積極的な発言が求められます。

顧客が求める期待を超えることは参画している案件を継続させる上で最も効果的なので、多少無理をしてでも取り組んでみるとよいでしょう。

ビジネスマナーを徹底する

どれだけ仕事でクライアントの期待値を超えていても、ビジネスマナーなどに欠ける部分があれば「もう二度と仕事はしたくない」と思われてしまうこともあります。

とくに外資コンサルティングファームのみで育ってきた方は、日系企業の経験者と比べビジネスマナーに欠ける方が多い傾向にあります。

  1. コミュニケーションにおいて礼儀正しさを心がける
  2. 納期を誠実に守り、期待以上のクオリティで納品する
  3. 相手を不快にさせない言葉遣いをする

ビジネスマナーが信頼性を左右すると言っても過言ではないので、フリーランスだからこそ相手に好印象を与えなくてはいけません。

クライアントから仕事を継続してお願いしたいと思われるよう、ビジネスマナーを徹底することも大切です。

情報システム部の担当者やPMOとして参画する

人間性やクオリティなども案件が継続するか重要な部分ではありますが、どのクライアント部門と付き合うかも案件が継続するか重要な要素です。

さまざまな部門の中でも情報システム部は慢性的にリソース不足の傾向があり、案件も絶え間なく存在します。

  1. 社内のリソースで対応するのが難しい
  2. 外部へ委託する

情報システム部の担当者として参画することで、長期間、案件が継続するチャンスがあります。情報システム部が主管する大規模システム開発などは、2~3年の長期プロジェクトとなるケースが多いです。

プロジェクトの進捗・課題管理をサポートするPMOとして参画すれば、継続的に案件を受注できる可能性が飛躍的に上がります。

案件探しを効率よくおこなう3つのコツ

案件探しの方法や継続させる方法を知っていても、効率よく案件を探す方法を知らなければ時間だけが過ぎてしまいます。

本来であれば仕事に時間を充てたいと思うのはフリーランスとして当然のことなので、効率よく案件を探す3つの方法を紹介します。

  1. ポートフォリオを組む
  2. 信頼できるクライアントを選ぶ
  3. クライアントの数を増やしていく

これから紹介する3つポイントを抑えると案件探しが楽になるので、具体的に何をすべきか詳しく紹介していきます。

ポートフォリオを組む​

案件を途絶えさせないことも大事なのですが、同じくらい大事なのがポートフォリオを組むことです。なぜポートフォリオを組むことが重要なのか3つの理由を紹介します。

  1. クライアント都合で案件が終了することがある
  2. パフォーマンスが出ないと途中で契約を終了されることがある
  3. 次の案件に参画するまで一定の時間を要する

フリーランスとして働いていると、参画しているプロジェクトで良いパフォーマンスを出してもクライアント起因でプロジェクトが終わってしまうこともあります。

そんな時に1つのプロジェクトしかやっていない場合収入が0になってしまうため、未然に防ぐためにもポートフォリオは充実させておきましょう。

信頼できるクライアントを選ぶ​

突然プロジェクトが終わるなどのリスクをヘッジするために大事なことは、信頼できる顧客を選ぶことです。

  1. 過去にトラブルを起こしていないか
  2. 非上場企業の場合、企業実態がつかめない等の不安点がないか
  3. 請求書の支払遅延が発生するなど信用リスクが存在しないか
  4. 業界の評判などに問題ないか

新規の取引先はもちろん、既存の取引先についても確認するようにしましょう。

クライアントの数を増やしていく

たとえば1社しか継続案件に参画していない、クライアントの事情で案件がなくなってしまうと収入が途絶えてしまいます。

しかし、取引するクライアントの数を増やしていくことで、1社との契約が終わった場合も仕事が途切れることはありません。

  1. 地道に営業活動をおこなう
  2. 次の仕事に繋がるよう真摯に向き合う
  3. 担当者と良好な関係を築く

上記の行動を心がけていれば案件が終了した場合に備えてられるので、複数の受注経路を確保できるような行動を心がけましょう。

フリーランス独立直後に案件を受ける際の注意点3選

フリーランスとして独立したばかりの頃は継続して案件を受注するのが難しいため、ついつい気が焦ってしまうものです。

しかし、独立直後だからこそ気を付けなければいけない点が3つあるので、これから紹介する注意点を念頭に置き案件を選んでください。

  1. スキルや経験に見合う案件を選ぶ
  2. 目先の利益にとらわれない
  3. 実績につながる案件を受注する

何事も最初に失敗するとその後もうまくいかないので、駆け出しのときこそ慎重に案件を選びましょう。

どのような点に気を配れば良いのか、3つのポイントを詳しく紹介していきます。

スキルや経験に見合う案件を選ぶ

独立直後は確実に成果を上げ実績を作っていかなくてはいけない時期なので、過去に経験したことのある業務を選びましょう。

ただし、過去に経験したことのある業務だからといって、スキル以上の案件を選んではいけません。

  1. 信頼性を高め、将来大きな案件を獲得しやすくする
  2. さまざまな経験を積みスキルや専門知識を高める
  3. クライアントの期待に応え、良い評判を築く
  4. 適切な案件を選ぶことで実績が積みあがってく

「どんな仕事でもいいから実績を作りたい」と思ってしまいますが、最初だからこそ仕事を選ぶことで上記のようなメリットを得られます。

自分が得意とする領域で価値を提供することが成功への近道なので、確実に成果を出せる案件を選びましょう。

目先の利益にとらわれない

案件探しの際に単価が高く条件も良いと目が行ってしまいますが、目先の利益にとらわれてはいけません。

なぜ目先の利益にとらわれてはいけないのか、具体的な理由を3つ紹介します。

  1. スキルや経験が不足していることが多い
  2. 万が一プロジェクトに失敗するとリスクが大きい
  3. 予定通り作業が進まない場合、納期を守れない可能性がある

確かに単価が高い案件は魅力的ですが、駆け出しのときこそ実績を積み重ねクライアントとの信頼関係構築に力を入れるべきです。

信頼性を高めることが高単価案件への近道なので、地道に案件をこなしていきましょう。

実績につながる案件を受注する

フリーランスとして仕事を受注し単価を上げていくためには、実績がもっとも重要です。

確実に実力を発揮できる案件を選び実績を積んでいくことで、さまざまなメリットが得られます。

  1. 実績が積み上がり将来のクライアント獲得へとつながる
  2. クライアントから信頼され、長期的な付き合いを築ける
  3. 高単価案件を獲得するための交渉材料になる

実績につながる案件を受注することで専門性が高まり、徐々にスキルアップしていきます。

クライアントも実績がある人のほうが安心して仕事を任せられるので、長期的なキャリアを築くためにもコツコツ実績を積み上げていきましょう。

フリーランスが案件を受注できないときに考えること

最近はフリーランスになる人が増えてきていることもあり、仕事を獲得できない、せっかく受注した案件も単発で終わってしまうなど悩みを抱えている人も多いです。

さまざまな手法を試しても案件を受注できない場合、立ち止まって自分の行動を思い直してみましょう。

  1. スキルや実績が不足していないか
  2. きちんとスキルをアピールできているか
  3. 複数の営業方法を試しているか

上手くいかないときこそ今までの行動を振り返り改善点を探ったほうがよいので、具体的に何をすべきか3つのポイントを紹介します。

スキルや実績が不足していないか

誰しも高単価の案件のほうがよいに決まっているものの、スキルや実績が不足している状態ではクライアントからの信頼は得られません。

実力に見合わない案件ばかりを受注していると、以下のような理由で仕事がなくなってしまうかもしれません。

  1. 徐々にクライアントからの信用を失ってしまう
  2. クライアントに十分な価値を提供できずリピートしてもらえない
  3. クライアントからの評価が低くなり、案件獲得が難しくなる

フリーランスは案件を受注しなければ収入が0になってしまうので、つねにスキルアップし実績や信頼関係を構築していく必要があります。

スキルや実績が不足していると感じた場合は、実力を発揮できる案件を選びさらなる案件獲得へつなげていきましょう。

きちんとスキルをアピールできているか

たとえ十分なスキルがあったとしても、スキルをアピールできなければクライアントから正しい評価をしてもらえません。

仮にスキルをアピールできていたとしても、クライアントの気持ちを考えずアピールしているだけの可能性もあります。

  1. クライアントのニーズは何か
  2. スキルやでどのような課題を解決できるのか
  3. 経験を活かし交渉できているか

今までの経験をもとに培ったスキルでクライアントにどんな価値を提供できるのかを考えたうえで、しっかりとスキルをアピールすることが重要です。

複数の営業方法を試しているか

案件を獲得できないと悩む人のなかには、営業方法がワンパターンになり案件が見つからない可能性があります。

1度成功すると「この方法が正しい」と思ってしまいますが、フリーランスが仕事を得る方法はたくさんあります。

  1. フリーランス向けの求人サイトを利用する
  2. セミナーに参加し人脈を広げる
  3. 知人や友人へ良い案件はないか相談する

紹介した方法はあくまでも一例ではありますが、さまざまな方法を試し案件を獲得していきましょう。案件は巡り合わせなので、自ら行動を起こしていれば必ず良い結果が得られます。

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