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SIer企業ランキング/平均年収、企業売上高をそれぞれ徹底分析!

近年IT業界が盛り上がってきております。今回はSIer企業について調べていきたいと思います。

気になる平均年収や、Sler企業売上高のランキングを見ていきましょう。

Slerとは

「Sler」とは、システムインテグレーター(System Integrator)の略で、ITシステムを構築・導入する専門家やその企業を指します。ITシステムは、一つの製品やサービスだけで構成されるものではなく、多数の部品やソフトウェアが連携して動作する複雑なものです。Slerは、これらの部品を統合し、クライアントが求める要件に応じたシステムを構築します。

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SIerの仕事内容

SIerの主な仕事は、クライアントからの要件定義をもとに、最適なITシステムの構築や導入を行うことです。これには以下のような作業が含まれます。

  • 要件定義の収集と確認
  • システムデザインと設計
  • ハードウェア・ソフトウェアの選定と導入
  • システムのテストと評価
  • システムの運用と保守

Slerの種類

Slerにはいくつかの種類があり、それぞれが異なる特徴や強みを持っています。

独立系Sler

独立系Slerは、特定のハードウェアやソフトウェアメーカーとの縛りがないため、多様な技術や製品を組み合わせてシステムを構築することが可能です。このため、クライアントの要件に柔軟に応えることができるという強みを持っています。

独立系Slerの代表企業:オービック大塚商会ネットンシステムズ

ユーザー系Sler

ユーザー系Slerは、特定の企業や業界のニーズに特化してシステムの提供を行うSlerです。彼らは、その業界独特の要件や課題を深く理解しているため、業界特有のシステムを効果的に構築することができます。

ユーザー系Slerの代表企業:野村総合研究所電気国際情報サービス伊藤忠テクノソリューションズ

メーカー系Sler

メーカー系Slerは、特定のハードウェアやソフトウェアメーカーと密接な関係を持ち、その製品を中心としたシステムの提供を行います。一貫した製品ラインナップとその深い知識を活かし、安定したシステムの提供が可能です。

メーカー系Slerの代表企業:日立製作所都築電気NEC

外資系Sler

外資系Slerは、日本国外の大手Slerのことです。多国籍のノウハウや先進的な技術を持っており、グローバルな視点でのシステム構築が可能です。

外資系Slerの代表企業:日本オラクルSAPジャパンデロイト・トーマツ・コンサルティング

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国内Sler平均年収ランキング

続いて国内Sler平均年収ランキングを見て行きましょう。

1位野村総合研究所

年収1位は野村総合研究所です。平均年収は1,200万円です。

野村総合研究所(NRI、Nomura Research Institute)は、日本の大手Sler企業であり、以下のような特徴を持っています。

  1. 長い歴史: 野村総合研究所は1965年に設立され、その起源は日本の大手証券会社である野村證券の研究部門にさかのぼります。これにより、金融業界における深い知識と経験を持っています。
  2. 幅広いサービス: NRIはコンサルティングからITソリューションの提供、Sler業務まで幅広いサービスを手掛けています。特に、金融業界向けのITソリューションで高い評価を受けています。
  3. 研究と開発: 野村総合研究所は、先進的な技術やビジネスモデルに関する研究を積極的に行っており、新しい知見やソリューションの開発に注力しています。
  4. グローバル展開: NRIは日本国内だけでなく、海外にも多数のオフィスや子会社を持っており、グローバルなサービス提供を行っています。
  5. ビジョン・戦略策定: 企業のビジョンや戦略の策定から、具体的な実行支援までを一貫してサポートすることで、クライアントの変革をリードすることを目指しています。
  6. 持続可能性への取り組み: 社会的な課題解決や持続可能性に向けた取り組みも積極的に行っており、SDGsへの貢献なども企業の方針として掲げられています。

NRIは日本のビジネスシーンにおいて、信頼されるSlerとしての地位を築いています。

2位電通総研

年収2位は「電通総研」です。平均年収は990万円です。

電通総研は、日本の大手広告代理店である電通グループに属するSler企業です。2024年に、電通国際情報サービス(ISID)から名称が変更されました。

電通総研の主な特徴やポイントをいくつか挙げてみました。

  1. 広告とITの融合: 電通総研は電通グループの一員として、広告業界の知見とITの専門知識を組み合わせた独自のサービスを提供しています。これにより、クライアントのマーケティング活動をデジタルの力で最大化する支援が可能です。
  2. 幅広いITソリューション: システム開発、インフラ構築、セキュリティ、クラウドサービスなど、多岐にわたるITサービスを提供しています。
  3. デジタルマーケティングの強化: 電通との連携を活かし、デジタルマーケティング領域での強化を進めています。これにより、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業の支援が可能です。
  4. グローバル展開: 日本国内だけでなく、海外の市場にも進出しており、グローバルなプロジェクトの支援も行っています。
  5. セキュリティへの取り組み: セキュリティ分野でのサービスやソリューションも強化しており、企業の情報資産を守るための支援を行っています。
  6. 持続的な成長: IT業界の急速な変化に対応し、新しい技術やサービスの研究・開発を積極的に行いながら、持続的な成長を目指しています。

電通総研は、電通の強力なネットワークと組み合わせたITの専門知識で、多岐にわたるクライアントのニーズに応えるサービスを提供しています。

3位オービック

年収3位はオービックです。平均年収は930万円です。

オービックの主な特徴やポイントをいくつか挙げてみました。

  1. ERPソフトウェアのリーダー: オービックは、企業の経営資源計画(ERP)ソフトウェア「SuperStream」シリーズを中心に、様々なビジネスアプリケーションを提供しており、その分野でのリーディングカンパニーとして知られています。
  2. 中堅・中小企業向けの強み: 一部の大企業向けソリューションも提供していますが、特に中堅・中小企業向けの業務ソフトウェアで高いシェアを誇っています。
  3. 包括的なサポート体制: システム導入のコンサルティングから、運用、保守、サポートまで、一貫したサービスを提供しているため、顧客は安心してオービックのソリューションを利用できます。
  4. 業種・業界特化型のソリューション: 特定の業種や業界に特化したソフトウェアやサービスを提供しており、各業界のニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。
  5. 連携強化: クラウドやAIといった最新技術の導入を進めるとともに、他のIT企業やサービスプロバイダとの連携を強化して、より多様なソリューションを顧客に提供しています。
  6. 持続的な成長: 継続的に新しい製品やサービスの開発、M&Aを通じた事業拡大を行い、持続的な成長を遂げています。

オービックグループは、企業のビジネスプロセスの効率化や最適化を支援するソフトウェアとサービスで、多くの企業から信頼を得ています。

4位伊藤忠テクノソリューションズ

年収4位は伊藤忠テクノソリューションズです。平均年収は900万円です。

伊藤忠テクノソリューションズ(略称: ITOCHU Techno-Solutions Corporation、通称: CTC)は、日本の大手Sler企業で、以下のような特徴を持っています。

  1. 伊藤忠商事グループの一員: CTCは、日本を代表する総合商社である伊藤忠商事グループの一員であり、グループ全体のIT戦略やデジタルトランスフォーメーションの推進をサポートしています。
  2. 幅広いITソリューション: Sler業務からクラウドサービス、セキュリティソリューション、AIやIoTの導入支援まで、多岐にわたるITサービスを提供しています。
  3. 多様な業界での実績: 金融、製造業、流通、公共、通信といったさまざまな業界のクライアントにサービスを提供しており、各業界のニーズに応じた専門的なソリューションを持っています。
  4. グローバルネットワーク: 日本国内だけでなく、グローバルにもネットワークを持ち、多国籍企業のITニーズにも対応しています。
  5. 先進技術の積極的な取り組み: AIやIoT、ブロックチェーンなどの先進技術への取り組みを積極的に進めており、最新の技術トレンドに対応したソリューションを提供しています。
  6. パートナーシップの強化: 世界の主要なITベンダーとの強固なパートナーシップを築いており、最適なソリューションを提供するための幅広い製品・サービスラインナップを持っています。
  7. セキュリティとコンプライアンス: セキュリティやコンプライアンスへの対応も強化しており、企業の情報資産保護やリスク対策のサポートも行っています。

5位大塚商会

年収5位は大塚商会です。平均年収は860万円です。

大塚商会は、日本のSler企業として長年の実績と信頼を築いています。大塚商会の主な特徴を挙げてみました。

  1. 幅広いサービス提供: 大塚商会は、オフィス機器の販売から始まり、現在ではIT関連のソリューションやサービスを幅広く提供しています。これには、システム開発、ネットワーク構築、セキュリティソリューション、クラウドサービスなどが含まれます。
  2. 全国ネットワーク: 日本全国に支店やサービス拠点を持つため、地域に密着したサービス提供が可能です。
  3. 中堅・中小企業向けのサポート: 大手企業だけでなく、中堅・中小企業向けのITソリューションも充実しており、そのニーズに合わせた提案が可能です。
  4. 多岐にわたる業種・業界への対応: さまざまな業種・業界に対するソリューションを持っており、特定の業界に特化した知識や経験を生かしたサービスを提供しています。
  5. 強固なパートナーシップ: 国内外のITベンダーとの連携を強化しており、様々な製品やソリューションの提供が可能です。
  6. 人材育成と教育: 社員の教育や研修に力を入れており、最新の技術やトレンドに対応したサービス提供を実現しています。
  7. CSR活動: 社会貢献活動や環境保護活動にも取り組んでおり、持続可能な社会の実現に貢献しています。

国内Sler企業売上ランキング

続いて国内Sler企業の売上高のランキングを見ていきましょう。

1位富士通

売上高1位は富士通で、売上高は3兆1632億円です。

富士通は、日本を代表する情報通信技術(ICT)企業として、その歴史や業績で多くの特徴を持っています。以下に、富士通の主な特徴を挙げてみました。

  1. 総合IT企業としての地位: 富士通は、ITの全領域をカバーする総合企業として、システム開発、製品販売、サービス提供、リサーチ&デベロップメントまで幅広く手がけています。
  2. グローバルな展開: 日本国内はもちろん、全世界での事業展開をしており、多くの国々に拠点を持ち、国際的なプロジェクトにも参画しています。
  3. 革新的な研究開発: 富士通研究所をはじめとする研究開発体制が充実しており、先進技術の研究から製品化までの一連の流れを持っています。AIやクラウド、IoT、量子コンピューティングなどの先進技術にも取り組んでいます。
  4. 長い歴史: 1935年の創業以来、電子計算機の開発から始まり、今日の先進的なITソリューションまで、時代の変遷と共に進化してきました。
  5. エコロジーとサステナビリティ: 環境保護やサステナビリティに対する取り組みが強く、環境負荷を低減する製品やエコロジカルなデータセンターなど、環境との共生を重視しています。
  6. セキュリティ: セキュリティ技術やサービスも強化しており、企業の情報資産保護やサイバーセキュリティ対策の提供にも注力しています。
  7. 強固なパートナーシップ: 世界の主要なITベンダーや技術企業との提携や協業を進めており、幅広いソリューションとサービスを提供しています。

2位NEC

売上高2位はNECで、売上高は3兆952億円です。

NEC(日本電気株式会社)は、日本を代表する総合電機メーカーおよびIT・ネットワーク関連のSler企業として、長い歴史を有し、多くの特徴を持っています。以下に、NECの主要な特徴を挙げてみます。

  1. 総合電機メーカーとしての歴史: 1899年の創業以来、一貫して情報通信技術の先駆者としての役割を果たしてきました。通信インフラ、放送、コンピュータ、エレクトロニクスなど、多岐にわたる分野での事業展開をしています。
  2. グローバルな展開: NECは世界中に拠点を持ち、国際的なビジネスを展開しています。特に、通信インフラの構築や公共セクター向けのプロジェクトに強みを持っています。
  3. 先進技術の研究開発: AI、IoT、ビッグデータ、クラウド、5G、セキュリティなど、最先端の技術分野においても研究開発を積極的に行っています。
  4. 「社会ソリューション事業」の強化: 社会インフラの整備や公共サービスの向上、都市開発など、社会全体を対象としたソリューションの提供に力を入れています。
  5. 生体認証技術: NECは、顔認証技術をはじめとする生体認証技術の分野で世界をリードしています。これは、セキュリティ、公共サービス、エンターテインメントなど、さまざまな場面での利用が期待されています。
  6. サステナビリティの取り組み: 環境保護や持続可能な社会への貢献をビジネスの一部として位置づけており、エコロジカルな製品やサービスの開発にも取り組んでいます。

3位NTTデータ

売上高3位はNTTデータで、売上高は2兆2688億円です。

NTTデータは、日本を代表するITサービス企業であり、数多くの特徴を有しています。以下に、NTTデータの主要な特徴を概説します。

  1. NTTグループの一員: NTTデータは、世界的に知られる通信大手・NTTグループの一部として、情報通信技術とITサービスの連携を強みとしています。
  2. グローバル展開: 日本国内における強固な事業基盤に加えて、アジア、北米、ヨーロッパなど全世界での事業展開を行っています。これにより、多様な地域や文化を理解したサービス提供が可能です。
  3. 総合ITサービス: システム開発、Sler業務、ITコンサルティング、アウトソーシングなど、幅広いITサービスを提供しています。
  4. 業種に特化したサービス: 金融、公共、ヘルスケア、製造、流通・サービス業など、様々な業種に対応した専門的なサービスを持っています。
  5. 最先端技術への取り組み: AI、IoT、クラウド、データ解析、セキュリティなどの最新技術への投資と研究開発を積極的に行っています。
  6. 社会課題への取り組み: SDGsや持続可能な社会への貢献を重視し、それに関連するITソリューションの開発や提供を行っています。

4位日立製作所

売上高4位は日立製作所で、売上高は2兆994億円です。

日立製作所は、日本の代表的な電機メーカーおよび総合技術サービス企業として、多岐にわたる事業を展開しています。以下に、日立製作所の主要な特徴をまとめます。

  1. 長い歴史と実績: 1910年に創業された日立製作所は、日本の産業発展を支えてきた企業の一つとして、多くの技術革新や新商品を市場に送り出してきました。
  2. 多角的な事業展開: ITソリューション、エネルギー、インフラ、産業機器、ヘルスケアなど、多岐にわたる分野で事業展開を行っています。
  3. 社会イノベーション事業の推進: 環境問題や都市の持続的な発展など、現代の社会課題に対するソリューション提供を強化しており、その一環として「社会イノベーション事業」を推進しています。
  4. グローバル展開: 日本国内だけでなく、世界中で事業を展開しており、特にアジア、北米、ヨーロッパにおける拠点や事業が強化されています。
  5. 先進技術の研究開発: 人工知能、IoT、ビッグデータ、クラウドなどの先進技術に対する研究開発を積極的に行っています。
  6. 環境への取り組み: 環境対応製品の開発や環境管理体制の強化など、サステナビリティを意識した事業活動を推進しています。
  7. 強固なパートナーシップ: 多様な事業領域にわたる活動を通じて、さまざまな企業や組織との連携を深め、共同でのプロジェクトやソリューションの提供を行っています。

5位野村総合研究所

売上高5位は野村総合研究所で、売上高は6,921億円です。

年収ランキング1位にも出てきた優良企業です。

企業の特徴は重複するため割愛させていただきます。

Sler企業を選ぶポイント

続いてSler企業に就職や転職を考えている方向けに選ぶポイントについて見ていきましょう。

必要な技術や知識

開発のフェーズに応じて、重要とされるスキルも変わってきます。上流工程では、ビジネスの知識やプロジェクトの進行管理が鍵となります。設計や実装フェーズでは、プログラミングの知識やインフラの専門知識が求められます。ユーザー系のSIerは、親会社の特性を活かして、特定の産業分野に深い知識を持っています。

プロジェクトの大きさや内容

通常、大手企業や官公庁といった大規模組織のプロジェクトは、既存の枯れた技術を用いることが多いです。一方で、小さなプロジェクトでは新技術を取り入れたり、より自由なアプローチが可能です。

大手企業との大規模プロジェクトを希望する方は、メーカー系Slerやユーザー系Slerが適しています。多岐にわたる小規模プロジェクトを進めたい方は、独立系Slerが良いでしょう。国際的な大規模プロジェクトに参画したい場合、外資系のSIerがおすすめです。

SIerの将来性

Sler企業のこれからはどうなって行くのでしょうか?

デジタル変革の推進

  • 現代の企業は、デジタル技術を利用したビジネス変革を進めています。IoT、AI、クラウドサービスなどの新しい技術を組み込んだ情報システムの構築・運用が求められるため、SIerの役割は今後も増していくでしょう。

セキュリティの重要性

  • サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まる中、企業の情報セキュリティ対策はより専門的な知識と技術が求められるようになっています。SIerはセキュリティ対策の専門家としての役割も担っています。

DX (Digital Transformation) の進展

  • ビジネスのデジタル化が進む中、企業の経営戦略とIT戦略の一体化が進んでいます。SIerは、技術的な実装だけでなく、ビジネスサイドとの連携を強化し、DXの実現をサポートする役割が期待されます。

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クラウド移行の加速

  • 企業がオンプレミスのシステムからクラウドへの移行を進める中、SIerは移行支援やクラウド上でのシステム構築の要となります。

地域社会との連携

  • スマートシティや地域のデジタル化を進めるプロジェクトに、SIerが参画するケースが増えています。地域社会との連携を強化することで、新しいビジネスチャンスを探ることも可能です。

競争の激化

  • ITの専門性が高まる一方で、SIer企業間の競争も激化しています。価格競争、技術力、提案力などで差別化を図ることが重要となっています。

グローバル展開の機会

  • 国際的なビジネス展開を進める企業が増える中、SIerも海外展開の機会が増えています。グローバルな視点でのシステム構築や運用のノウハウが求められることもあります。

SIerの業界はITの発展とともに新しい可能性が広がっていますが、技術の進化や市場環境の変動に柔軟に対応する必要があるでしょう。

SIerのキャリアパスのキャリアパス

SIerでのキャリアパスは多岐にわたります。個人の専門性や興味、能力によってさまざまなキャリアを築くことができます。一般的なSIerのキャリアパスをあげてみましょう。

プログラマー / システムエンジニア (SE)

  • 初期のキャリアとして、システムの設計やプログラムの実装、テストを担当します。
  • テクニカルスキルや業務知識を深めることが重要です。

プロジェクトリーダー / プロジェクトマネージャー

  • ある程度の経験を積んだ後、プロジェクトのマネジメントやリーダーシップを担います。
  • チームの進捗管理やクライアントとのコミュニケーション、リスク管理などの役割が求められます。

システムコンサルタント

  • 顧客のビジネス課題を理解し、最適なシステムソリューションを提案する役割です。
  • ビジネス知識とテクニカルスキルの両方が必要とされます。

アーキテクト

  • 大規模なシステムの設計や、新しい技術の適用をリードします。
  • 高度な専門知識や技術的な深みが求められるキャリアです。

セールス / 営業

  • 新規の案件を獲得するための役割です。SIerのサービスやソリューションの価値を顧客に伝え、信頼関係を築くことが重要です。

専門職(セキュリティエキスパート、データアナリストなど)

  • 特定の領域での専門性を活かし、その分野でのリーダーシップをとる役割です。

経営層 / マネジメント

  • 会社や部門の経営や方針の決定に関わるポジションです。
  • 長い経験と広範な知識、リーダーシップ能力が求められます。

独立 / 起業

  • 一定の経験やスキルを持った後、フリーランスとして独立することも考えられます。または自らの会社を立ち上げることも選択肢としてあります。

これらのキャリアパスの中で、個人の興味や長所、短所を理解し、自分に合った道を選択することが大切です。また、SIerの業界は技術の進化が速いため、常に最新の技術やトレンドを学び続ける姿勢が求められます。

SIer企業ランキング/平均年収、企業売上高をそれぞれ徹底分析!まとめ

いかがでしたでしょうか?このIT業界が盛り上がっていくなかで、Sler企業はこれからも成長していく傾向にあると考えられます。

さらに収入も高い傾向にあります。またSler企業でさまざまな経験しスキルアップしていくことにより

起業も視野にいれることが可能ではないでしょうか?

関連記事:フリーランスコンサルタントの独立メリット・デメリットは?経費や税金は?

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Shine Craft株式会社 代表取締役 濱口浩平
監修者
濱口浩平
Shine Craft株式会社 代表取締役
・2008年野村総合研究所入社、外資コンサルティングファームを経て、2015年よりフリーコンサルタントして活動開始。これまで、IT戦略、DX推進、新規事業策定、PMO、システム導入など幅広いプロジェクトを経験。
・2022年Shine Craftを共同創業
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