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フリーランスとして独立したばかりの人は、なかなか案件が獲得できず苦労している人が多いです。
独立し時間がたった人でも継続して案件を得られないと悩むフリーランスは多く、案件の獲得方法に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、現役フリーランスの筆者が以下のような悩みを持つ方へ、案件の獲得方法や案件が見つからないときの対処法までお伝えしていきます。
- フリーランスが案件を速やかに獲得するための準備や行動
- 参画している案件を継続させるためにできること
- 独立直後に案件を受注する際、注意すべき3つのポイント
効率的な案件の獲得方法などもお伝えしていくので、案件探しに悩んでいるフリーランスの方は参考にしてください。

フリーランスは案件探しが難しく仕事が途切れやすい

会社員の場合はプロジェクトの合間である待機期間でも給料が支払われますが、フリーランスの場合は待機期間に報酬が発生しません。フリーランスは不景気になると、一番始めに契約を打ち切られる立場でもあります。そのため、案件が途絶えてから対処を考えても、手遅れになる可能性があります。
フリーランスの場合、年収の考え方は下記のように毎月収入が入ると考えてはいけません。
| OK | 単価×10カ月 |
| NG | 単価×12カ月 |
会社員とは違いフリーランスは「いかに案件を途絶えさせないか」「年収を安定させるのか」を常に考え、年収を上げていくのが最善の策です。のちほど新規の案件を獲得する方法も紹介するので、仕事が途切れないよう参考にしてください。
フリーランスの案件が受注する案件は大きくわけると2種類

フリーランスの案件は大きくわけると「継続案件」と「単発案件」の2種類あり、それぞれ特徴が異なります。
目的に合わせて仕事を探すことが重要なので、しっかりと違いを把握しておきましょう。
- 継続案件:難易度は高いが継続性は高い
- 単発案件:難易度は低いが継続性は低い
継続案件と単発案件の違いや難易度がわかれば仕事を選びやすくなるので、それぞれの違いを詳しく解説していきます。
継続案件
継続案件は複数回にわたり案件を受注し、継続的にクライアントからの仕事を請け負うことを指します。
継続案件はクライアントから評価を得ている証なので、多くのメリットがあります。
| メリット | 安定した収入を得られる 長期的なやり取りでコミュニケーションが取りやすくなる 専門分野の知識が蓄積されていく |
| デメリット | 主要な収入源の場合、案件が途絶えると収入もなくなる アイデアがマンネリ化する可能性がある |
単発案件よりも収入が安定する一方で、案件ごとに難易度も報酬の高さも異なります。
案件の数は少なくても大きな収入を得られる可能性が高いので、スキルに自信がある人は継続案件に取り組んでみるのもよいでしょう。
単発案件
単発案件は個別に案件を受注する方法で、クラウドソーシングのタスクが該当します。比較的難易度の低い案件を依頼されるため独立直後でも取り組みやすいものの、単発案件にはデメリットもあります。
| メリット | 多様な経験を積める スケジュールを調節しやすい さまざまなクライアントと接点を持てる |
| デメリット | 収入が安定しない 長期の関係性を築きにくい 特定の専門分野に特化しにくい |
単発案件は難易度が低く多くの数をこなせる一方で、複数の案件を受注しなければまとまったお金が入ってきません。おもにフリーランスになったばかりで、実績を増やしたい、得意分野を見極めたい人向けの働き方です。
フリーランス市場の動向
近年、企業のDX推進やAI活用の加速、人材不足を背景に、フリーランス人材の活用はますます広がっています。特にIT・デジタル領域では、専門性を持つフリーランスへのニーズが高く、高単価案件や長期案件も増加しています。
また、働き方の多様化により、リモートワークや週2~3日稼働など柔軟な契約形態も一般化しており、企業は必要なスキルを持つ人材をプロジェクト単位で活用するケースが増えています。
現在、特に需要が高い職種は以下のとおりです。
- ITコンサルタント・DXコンサルタント
- PM・PMO
- AI・データエンジニア
- Webエンジニア
- クラウド・インフラエンジニア
- セキュリティエンジニア
- Webマーケター
- Webデザイナー・UI/UXデザイナー
専門性や実績を持つフリーランスであれば、高単価案件や企業からの直接オファーを受ける機会も増えており、自身のスキルや経験を活かしながら柔軟な働き方を実現しやすい市場環境となっています。
フリーランスが速やかに案件を獲得するための準備

フリーランスの案件探しは大変だからこそ、事前に入念な準備が必要です。準備をするのとしないのでは案件の獲得難易度がまったく異なるので、何をすればよいのか具体的な方法を4つ紹介します。
1.職務経歴書を見直す
2.アピールポイントを明確化する
3.クライアントに求める条件を整理する
4.自分の市場価値を明確にして単価設定をおこなう
特に近年は、AI・DX関連の案件増加や人材ニーズの変化により、スキルや実績を最新の状態で発信できているかが重要になっています。
案件を獲得する前に、自身の経歴やスキル、市場価値を整理しておくことで、クライアントやエージェントとのマッチング精度が高まり、希望する案件を獲得しやすくなります。
職務経歴書を見直す
新規クライアントやエージェントにとって、職務経歴書はあなたの経験やスキルを判断する最も重要な資料です。
内容が古かったり、実績が十分に反映されていなかったりすると、本来紹介できる案件があっても候補から外れてしまう可能性があります。
特に近年は、生成AIやDX、クラウド、データ活用などの経験を求める案件が急増しています。たとえ数か月前のプロジェクトであっても、AI活用や新しい技術・業務経験は市場価値に大きく影響するため、職務経歴書は定期的に更新することが重要です。
見直す際は、以下の点を確認しましょう。
- 日付やプロジェクト内容が最新になっているか
- AI・DX・クラウドなど直近の経験や成果を反映できているか
- 数値実績や成果を具体的に記載できているか
- 見やすいフォーマットで整理されているか
- 時系列で分かりやすく記載されているか
フリーランスエージェントの中には、職務経歴書の添削やブラッシュアップをサポートしているところもあります。第三者の視点を取り入れることで、自分では気づかなかった強みをアピールできるようになるでしょう。
関連記事:フリーランスの職務経歴書の書き方は?履歴書とはどう違うの?
アピールポイントを明確化する
職務経歴書を作成したら、自分の強みを一言で伝えられるよう整理しておきましょう。企業は限られた時間で候補者を比較するため、自分の専門性が明確なほどマッチングしやすくなります。
例えば、以下のような観点で整理すると効果的です。
- 得意な業界・業務領域
- 専門知識や保有スキル
- プロジェクトでの役割や成果
- 課題解決力やマネジメント経験
- AI活用やDX推進など市場ニーズの高い経験
また、「どのような課題を、どのように解決し、どのような成果を出したのか」を簡潔に説明できるよう準備しておくと、面談でも効果的にアピールできます。
関連記事:フリーランスのコンサルタントは資格が必要?独立時に有利になる4つの資格を解説
クライアントに求める条件を整理する
世の中に出回っているフリーランスの案件は豊富に存在し、領域、稼働率、勤務形態、単価など、条件も多岐に渡ります。
また、1つの案件には複数の候補者がいて、すぐに判断を迫られるケースも多いため、事前にクライアントに求める条件を整理しておくとよいでしょう。
- 契約期間 (長期的な契約は結べるか?)
- 単価 (単価は希望よりも高いか?)
- 業務範囲 (自身の得意領域の範囲か?)
- 勤務形態 (リモート勤務が可能か?)
- 商流 (商流が深くないか?)
- 稼働率 (希望する稼働率か?)
上記の例はあくまでも一例ですが、案件は巡り合わせのため希望をすべて満たさない場合もあります。そのため「長期的な契約が一番」「リモート勤務は必須」など譲れない条件、優先度も設定しておくとよいでしょう。
自分の市場価値を明確にして単価設定をおこなう
単価を安易に上げてしまうと、エージェントからの案件紹介も減ってしまいます。一方で単価を下げ過ぎると、自身のモチベーションに影響してしまいます。
- 専門知識や経験
- 競合の価格帯
- 付加価値はあるか
- プロジェクトの難易度や労力
- 経費やコストはいくらかかるか
単価を決める方法はいくつかありますが、クライアントに「この単価なら許容範囲」と思われる単価を設定しておくと紹介が増えていきます。案件参画後に単価アップを図ることも可能なので、目先の単価ではなく最低単価を設定しエージェントと交渉していくとよいでしょう。
フリーランスが新規の案件を速やかに獲得する方法11選

フリーランスとして安定して案件を獲得するためには、1つの営業手法だけに頼るのではなく、複数のチャネルを組み合わせることが重要です。近年はスカウト型サービスや生成AIの普及により、営業活動の進め方も大きく変化しています。
案件の探し方によって、獲得できる案件の種類や単価、商流も異なります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を組み合わせることで、継続的な案件獲得につながるでしょう。
ここでは、現在主流となっている11の案件獲得方法をご紹介します。
1.人脈を活用する
2.フリーランスエージェントに登録する
3.スカウト型サービスを活用する
4.企業の交流会・勉強会へ参加する
5.LinkedIn・X・noteなどで情報発信する
6.フリーランスコミュニティへ参加する
7.クラウドソーシングを活用する
8.企業へ直接営業する
9.企業ホームページ・求人検索サイトを活用する
10.AIを活用して営業活動を効率化する
11.前職や過去の取引先から案件を獲得する
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、向いている案件や営業スタイルも異なります。複数の手法を組み合わせながら、自分に合った営業スタイルを確立していくことが、継続的な案件獲得への近道です。
人脈を活用する
案件獲得において、最も成約率が高い方法の一つが人脈からの紹介です。前職の同僚や上司、過去のクライアント、取引先、フリーランス仲間など、これまで築いてきた信頼関係から案件につながるケースは少なくありません。紹介案件は、お互いに一定の信頼関係がある状態からスタートできるため、案件内容や条件のミスマッチも少ない傾向があります。
また、人脈は一度作れば終わりではありません。定期的に近況を共有したり、業界の情報交換を行ったりすることで関係性を維持することが重要です。人脈が少ないと感じる方は、交流会や勉強会、ビジネスマッチングサービスなどを活用し、新たなネットワークを広げていきましょう。
関連記事:スキルマッチングサービスを活用しよう!仕組みやメリット、成功のコツをフリーランス向けに解説
フリーランスエージェントに登録する
フリーランスエージェントを活用することは、効率的に案件を獲得する代表的な方法の一つです。エージェントには一般には公開されていない非公開案件や高単価案件も多く、自分で営業活動を行わなくても希望条件に合った案件を紹介してもらえます。
また、案件紹介だけでなく、単価交渉や契約手続き、参画後のフォローまでサポートを受けられる点も大きなメリットです。エージェントによって得意な業界や案件は異なるため、複数社へ登録して比較検討するとよいでしょう。担当者との信頼関係を築き、職務経歴書や稼働状況を定期的に更新することが、継続的な案件紹介につながります。
関連記事:フリーランスのコンサルタント向けマッチングエージェントの活用法

スカウト型サービスを活用する
近年は、プロフィールを公開して企業やエージェントから直接スカウトを受けるサービスが増えています。営業活動を行わなくても、自分の経験やスキルに興味を持った企業からオファーを受けられるため、新たな案件獲得チャネルとして注目されています。
スカウトを受けやすくするためには、職務経歴書やプロフィールを最新の状態に保つことが重要です。AI活用やDX推進などの新しい実績も積極的に反映し、自身の専門性や強みが一目で伝わるプロフィールを作成しましょう。
企業の交流会・勉強会へ参加する
企業が主催する交流会や勉強会、業界イベントへ参加することで、企業担当者や他のフリーランスと直接つながることができます。オンラインでは伝わりにくい人柄やコミュニケーション力を知ってもらえるため、その場で案件相談につながることもあります。
また、最新の業界動向や技術トレンドを把握できる点もメリットです。一度参加して終わりではなく、継続的に参加することで信頼関係が生まれ、紹介案件や協業の機会も広がっていきます。
LinkedIn・X・noteなどで情報発信する
近年は、SNSも営業活動の重要な手段となっています。LinkedInやX、noteなどで自身の専門分野やプロジェクト経験、業界に関する知見を発信することで、企業や採用担当者から声が掛かるケースも増えています。
毎日投稿する必要はありませんが、継続的に情報発信を行うことで専門性や信頼性をアピールできます。案件獲得だけでなく、自身のブランディングや人脈形成にもつながるため、積極的に活用するとよいでしょう。
フリーランスコミュニティへ参加する
フリーランス向けのコミュニティでは、案件紹介だけでなく、情報交換やスキルアップの機会も得られます。同じ業界で活動するメンバーとの交流を通じて、新しい案件情報や市場動向を知ることができ、自分では対応できない案件を紹介し合うケースもあります。
コミュニティは受け身で参加するのではなく、自分から情報提供や相談対応を行うことで信頼を得られます。日頃から積極的に交流することが、新たな仕事につながる第一歩です。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングは、小規模案件や単発案件を探したい場合に有効です。特に独立直後で実績を増やしたい方や、新しい分野へ挑戦したい方に向いています。
一方で、比較的単価が低い案件も多いため、長期的な収入源というよりは実績づくりや空き時間の活用として考えるのがおすすめです。良い評価を積み重ねることで、継続案件や直接依頼につながる可能性もあります。
企業へ直接営業する
自分の専門性を活かせる企業へ直接アプローチする方法も有効です。企業ホームページのお問い合わせフォームやメール、LinkedInなどを活用し、自身の経験や実績、提供できる価値を具体的に伝えましょう。
直接契約が成立すれば商流が浅くなり、より高単価な案件につながる可能性があります。営業する際は企業研究を十分に行い、相手の課題に対してどのように貢献できるかを具体的に提案することが重要です。
企業ホームページ・求人検索サイトを活用する
企業の採用ページや求人・案件検索サイトにも、業務委託やフリーランス向け案件が掲載されています。定期的にチェックすることで、新しい募集情報をいち早く確認できます。
プロフィールや職務経歴書は常に最新化し、応募する企業ごとに自己PRや提案内容を調整することが重要です。企業の課題や募集背景を理解したうえで応募することで、選考通過率も高まります。
AIを活用して営業活動を効率化する
生成AIを活用することで、営業メールや提案書、職務経歴書の作成、企業・案件のリサーチなどを効率化できます。営業活動にかかる時間を削減できるため、その分より多くの企業へアプローチできるようになります。
特に近年はAI・DX関連の案件が増えており、直近のプロジェクト経験を職務経歴書へ反映することが重要です。案件ごとにアピールポイントを最適化する際にもAIは有効ですが、最終的には内容を確認し、自身の経験や実績に基づいた内容であることを確認してから活用しましょう。
前職や過去の取引先から案件を獲得する
独立後も前職や過去の取引先との関係を維持しておくことで、新たな案件を相談されるケースがあります。企業側も既に仕事ぶりを理解しているため、安心して依頼しやすいというメリットがあります。
退職後も定期的に近況を共有し、自身が現在対応できる領域やスキルを伝えておくことで、新しいプロジェクトが立ち上がったタイミングで声が掛かりやすくなります。独立直後だけでなく、長期的な案件獲得ルートとして大切にしたい営業手法です。
フリーランスのためのエージェント・サイトガイド

フリーランスのキャリアを成功させるためには、初心者向け、経験者向けそれぞれに適したエージェントやサイトを活用することが重要です。以下では、初心者と経験者に適したエージェントとその特徴を詳しく紹介します。
初心者向け
ココナラは、スキルや知識を持つ個人がサービスを提供するマーケットプレイスです。多様なカテゴリーがあり、イラスト制作からビジネス相談、プログラミング指導まで、幅広いジャンルのスキルを売買できます。初心者にとっては、少ない実績からでも始めやすく、自分のスキルや趣味を活かして副収入を得ることが可能です。手軽にサービスを出品できるため、フリーランスとしての第一歩を踏み出すのに適しています。
クラウドワークスは、日本国内で広く利用されているクラウドソーシングサービスです。ライティングやデザイン、プログラミングなど、多岐にわたる仕事が掲載されており、仕事の応募から納品、報酬の受け取りまでを一貫してプラットフォーム上で行えます。初心者でも参入しやすく、短期の単発案件から始めて徐々に実績を積み重ねることができます。また、クライアントとの直接契約による案件も多く、フリーランスとしてのキャリア構築に役立ちます。
経験者向け
レバテックフリーランスは、IT・Web業界に特化したフリーランスのためのエージェントサービスです。高い専門性と経験を持つフリーランスに、適切な案件を紹介してくれます。プロジェクトマネージャーやエンジニアなど、専門性の高い職種に焦点を当てており、経験豊富なフリーランスには高度な案件や高報酬の仕事を見つける絶好の機会を提供します。また、キャリアコンサルタントによるサポートも充実しており、長期的なキャリア構築にも役立ちます。
THE CONSULは、ITコンサルタント、PM、PMO、新規事業、DX推進など、ハイクラス人材向け案件を中心に取り扱うフリーランスエージェントです。
エンドクライアントや大手コンサルティングファーム・SIerから直接依頼を受ける商流の浅い案件を多数保有しており、高単価案件や独占案件も豊富です。また、運営メンバー自身がコンサルティング業界を経験しているため、案件内容や求められるスキルを深く理解したうえで、一人ひとりに最適な案件をご紹介しています。
さらに、スカウト型プラットフォーム「Professional Base」と連携することで、案件紹介だけでなく企業から直接スカウトを受ける機会も提供しており、より多くのマッチング機会を実現しています。
参画している案件を継続させる5つの方法

新規顧客を開拓していくのも大事ですが、それ以上に大切なのが参画している案件を継続させることです。
どうすれば継続して案件を獲得できるのか、5つの具体的な方法を紹介します。
1.知識・スキルを磨く
2.俯瞰的な視点や当事者意識を持つ
3.顧客のニーズを把握し期待を超える
4.ビジネスマナーを徹底する
5.情報システム部の担当者やPMOとして参画する
これから紹介する具体策のうち1~4つ目は案件を継続させるために重要なことなので、徹底しておこないましょう。 どのように案件を継続させるのか、具体的な方法を詳しく解説していきます。
知識・スキルを磨く
企業が仕事相手として「フリーランス」か「会社員」かの二択に迫られたときに、多くの企業が会社員を選ぶ傾向にあります。
理由は「会社員の方が何となく安心できる」という意見が多く、まだまだフリーランスへの風当たりは強いと言えるでしょう。
フリーランスの仕事の依頼元は、以下のような企業が多いです。
1.エンドクライアント
2.コンサルティングファームやSierなどの元請企業
元請企業の場合は元請企業の従業員と競争しなければいけないため、社内の人間より優先的に仕事にアサインされるほど知識を身に着けておく必要があります。
フリーランスは会社員に比べ風当たりが強いからこそ、企業に「フリーランスを使いたい」と思ってもらう何かが必要です。
知識やスキルを磨き続けることで「この人に仕事を任せたい」と思ってもらえるようになるので、参画した案件には真摯に向き合い120%のクオリティで納品しましょう。
俯瞰的な視点や当事者意識を持つ
プロジェクトの現場に入ったら、まずは顧客組織の全体像を把握することが重要です。
担当者の名前だけでなく、仲が良い悪い等、部署間の連携具合や人間関係にも留意することが望ましいでしょう。
重要なのは、それだけではありません。
フリーランスという立場上どうしても当事者意識を持つのは難しいものの、顧客から見れば他人事して捉えているか見破られてしまうものです。
プロジェクトに参画した以上
1.雇われているエンドクライアントの社員
2.雇われている元請け企業の社員
という気概でプロジェクトに臨み、自社の利益に貢献しようと取り組むことが求められます。
顧客のニーズを把握し期待を超える
ひとことで顧客といっても、フリーランスに求めていることは違います。
顧客がどのようなことを考えていて、フリーランスに何を求める傾向が強いかを把握することが、顧客ニーズに答えるために重要です。
1.緻密さを求めるタイプ
2.スピード感を求めるタイプ
3.表には出ず裏で黒子として支えてほしいタイプ
4.一緒に全面に立ってプロジェクトメンバーを引っ張っていくことを求めるタイプ
たとえば緻密に行動したいと考えているクライアントの場合は最終ゴールから逆算し関係者を巻き込んでいく計画策定・アウトプット作成などが求められ、全面に立ってほしいクライアントの場合は会議の仕切りや、積極的な発言が求められます。
顧客が求める期待を超えることは参画している案件を継続させる上で最も効果的なので、多少無理をしてでも取り組んでみるとよいでしょう。
ビジネスマナーを徹底する
どれだけ仕事でクライアントの期待値を超えていても、ビジネスマナーなどに欠ける部分があれば「もう二度と仕事はしたくない」と思われてしまうこともあります。
とくに外資コンサルティングファームのみで育ってきた方は、日系企業の経験者と比べビジネスマナーに欠ける方が多い傾向にあります。
1.コミュニケーションにおいて礼儀正しさを心がける
2.納期を誠実に守り、期待以上のクオリティで納品する
3.相手を不快にさせない言葉遣いをする
ビジネスマナーが信頼性を左右すると言っても過言ではないので、フリーランスだからこそ相手に好印象を与えなくてはいけません。
クライアントから仕事を継続してお願いしたいと思われるよう、ビジネスマナーを徹底することも大切です。
情報システム部の担当者やPMOとして参画する
人間性やクオリティなども案件が継続するか重要な部分ではありますが、どのクライアント部門と付き合うかも案件が継続するか重要な要素です。
さまざまな部門の中でも情報システム部は慢性的にリソース不足の傾向があり、案件も絶え間なく存在します。
1.社内のリソースで対応するのが難しい
2.外部へ委託する
情報システム部の担当者として参画することで、長期間、案件が継続するチャンスがあります。情報システム部が主管する大規模システム開発などは、2~3年の長期プロジェクトとなるケースが多いです。
プロジェクトの進捗・課題管理をサポートするPMOとして参画すれば、継続的に案件を受注できる可能性が飛躍的に上がります。
案件探しを効率よくおこなう3つのコツ

案件探しの方法や継続させる方法を知っていても、効率よく案件を探す方法を知らなければ時間だけが過ぎてしまいます。
本来であれば仕事に時間を充てたいと思うのはフリーランスとして当然のことなので、効率よく案件を探す3つの方法を紹介します。
1.ポートフォリオを組む
2.信頼できるクライアントを選ぶ
3.クライアントの数を増やしていく
これから紹介する3つポイントを抑えると案件探しが楽になるので、具体的に何をすべきか詳しく紹介していきます。
ポートフォリオを組む
案件を途絶えさせないことも大事なのですが、同じくらい大事なのがポートフォリオを組むことです。なぜポートフォリオを組むことが重要なのか3つの理由を紹介します。
1.クライアント都合で案件が終了することがある
2.パフォーマンスが出ないと途中で契約を終了されることがある
3.次の案件に参画するまで一定の時間を要する
フリーランスとして働いていると、参画しているプロジェクトで良いパフォーマンスを出してもクライアント起因でプロジェクトが終わってしまうこともあります。
そんな時に1つのプロジェクトしかやっていない場合収入が0になってしまうため、未然に防ぐためにもポートフォリオは充実させておきましょう。
信頼できるクライアントを選ぶ
突然プロジェクトが終わるなどのリスクをヘッジするために大事なことは、信頼できる顧客を選ぶことです。
1.過去にトラブルを起こしていないか
2.非上場企業の場合、企業実態がつかめない等の不安点がないか
3.請求書の支払遅延が発生するなど信用リスクが存在しないか
4.業界の評判などに問題ないか
新規の取引先はもちろん、既存の取引先についても確認するようにしましょう。
クライアントの数を増やしていく
たとえば1社しか継続案件に参画していない、クライアントの事情で案件がなくなってしまうと収入が途絶えてしまいます。
しかし、取引するクライアントの数を増やしていくことで、1社との契約が終わった場合も仕事が途切れることはありません。
1.地道に営業活動をおこなう
2.次の仕事に繋がるよう真摯に向き合う
3.担当者と良好な関係を築く
上記の行動を心がけていれば案件が終了した場合に備えてられるので、複数の受注経路を確保できるような行動を心がけましょう。
フリーランス独立直後に案件を受ける際の注意点3選

フリーランスとして独立したばかりの頃は継続して案件を受注するのが難しいため、ついつい気が焦ってしまうものです。
しかし、独立直後だからこそ気を付けなければいけない点が3つあるので、これから紹介する注意点を念頭に置き案件を選んでください。
1.スキルや経験に見合う案件を選ぶ
2.目先の利益にとらわれない
3.実績につながる案件を受注する
何事も最初に失敗するとその後もうまくいかないので、駆け出しのときこそ慎重に案件を選びましょう。
どのような点に気を配れば良いのか、3つのポイントを詳しく紹介していきます。
スキルや経験に見合う案件を選ぶ
独立直後は確実に成果を上げ実績を作っていかなくてはいけない時期なので、過去に経験したことのある業務を選びましょう。
ただし、過去に経験したことのある業務だからといって、スキル以上の案件を選んではいけません。
1.信頼性を高め、将来大きな案件を獲得しやすくする
2.さまざまな経験を積みスキルや専門知識を高める
3.クライアントの期待に応え、良い評判を築く
4.適切な案件を選ぶことで実績が積みあがってく
「どんな仕事でもいいから実績を作りたい」と思ってしまいますが、最初だからこそ仕事を選ぶことで上記のようなメリットを得られます。
自分が得意とする領域で価値を提供することが成功への近道なので、確実に成果を出せる案件を選びましょう。
目先の利益にとらわれない
案件探しの際に単価が高く条件も良いと目が行ってしまいますが、目先の利益にとらわれてはいけません。
なぜ目先の利益にとらわれてはいけないのか、具体的な理由を3つ紹介します。
1.スキルや経験が不足していることが多い
2.万が一プロジェクトに失敗するとリスクが大きい
3.予定通り作業が進まない場合、納期を守れない可能性がある
確かに単価が高い案件は魅力的ですが、駆け出しのときこそ実績を積み重ねクライアントとの信頼関係構築に力を入れるべきです。
信頼性を高めることが高単価案件への近道なので、地道に案件をこなしていきましょう。
実績につながる案件を受注する
フリーランスとして仕事を受注し単価を上げていくためには、実績がもっとも重要です。
確実に実力を発揮できる案件を選び実績を積んでいくことで、さまざまなメリットが得られます。
1.実績が積み上がり将来のクライアント獲得へとつながる
2.クライアントから信頼され、長期的な付き合いを築ける
3.高単価案件を獲得するための交渉材料になる
実績につながる案件を受注することで専門性が高まり、徐々にスキルアップしていきます。
クライアントも実績がある人のほうが安心して仕事を任せられるので、長期的なキャリアを築くためにもコツコツ実績を積み上げていきましょう。

フリーランスが案件を受注できないときに考えること

最近はフリーランスになる人が増えてきていることもあり、仕事を獲得できない、せっかく受注した案件も単発で終わってしまうなど悩みを抱えている人も多いです。
さまざまな手法を試しても案件を受注できない場合、立ち止まって自分の行動を思い直してみましょう。
1.スキルや実績が不足していないか
2.きちんとスキルをアピールできているか
3.複数の営業方法を試しているか
上手くいかないときこそ今までの行動を振り返り改善点を探ったほうがよいので、具体的に何をすべきか3つのポイントを紹介します。
スキルや実績が不足していないか
誰しも高単価の案件のほうがよいに決まっているものの、スキルや実績が不足している状態ではクライアントからの信頼は得られません。
実力に見合わない案件ばかりを受注していると、以下のような理由で仕事がなくなってしまうかもしれません。
1.徐々にクライアントからの信用を失ってしまう
2.クライアントに十分な価値を提供できずリピートしてもらえない
3.クライアントからの評価が低くなり、案件獲得が難しくなる
フリーランスは案件を受注しなければ収入が0になってしまうので、つねにスキルアップし実績や信頼関係を構築していく必要があります。
スキルや実績が不足していると感じた場合は、実力を発揮できる案件を選びさらなる案件獲得へつなげていきましょう。
きちんとスキルをアピールできているか
たとえ十分なスキルがあったとしても、スキルをアピールできなければクライアントから正しい評価をしてもらえません。
仮にスキルをアピールできていたとしても、クライアントの気持ちを考えずアピールしているだけの可能性もあります。
1.クライアントのニーズは何か
2.スキルやでどのような課題を解決できるのか
3.経験を活かし交渉できているか
今までの経験をもとに培ったスキルでクライアントにどんな価値を提供できるのかを考えたうえで、しっかりとスキルをアピールすることが重要です。
関連記事:フリーランスのコンサルタントにとって名刺は必要?どのような項目を入れるべき?作成方法は?
複数の営業方法を試しているか
案件を獲得できないと悩む人のなかには、営業方法がワンパターンになり案件が見つからない可能性があります。
1度成功すると「この方法が正しい」と思ってしまいますが、フリーランスが仕事を得る方法はたくさんあります。
1.フリーランス向けの求人サイトを利用する
2.セミナーに参加し人脈を広げる
3.知人や友人へ良い案件はないか相談する
紹介した方法はあくまでも一例ではありますが、さまざまな方法を試し案件を獲得していきましょう。案件は巡り合わせなので、自ら行動を起こしていれば必ず良い結果が得られます。
フリーランスで活躍できる仕事と年収目安

フリーランスとして活躍できる仕事は年々多様化しており、近年はDXやAIの普及を背景に、IT・デジタル領域を中心に高い需要が続いています。ここでは、現在特に需要の高い代表的な職種と仕事内容、年収の目安をご紹介します。
Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの設計・開発・運用を担う職種です。フロントエンドからバックエンドまで幅広い案件があり、クラウドや生成AI関連の技術を習得している人材は、より高単価案件を獲得しやすい傾向があります。年収目安は600万円~1,500万円です。
インフラ・クラウドエンジニア
インフラ・クラウドエンジニアは、サーバーやネットワークの設計・構築・運用に加え、AWS、Azure、Google Cloudなどのクラウド環境の構築・運用を担当します。企業のクラウドシフトが進む中、高い需要が続いており、年収目安は700万円~1,800万円です。
AI・データエンジニア
AI・データエンジニアは、生成AIの活用、機械学習モデルの構築、データ分析基盤の整備などを担当します。AI活用を推進する企業が増えていることから市場価値が高く、年収目安は800万円~2,000万円です。
ITコンサルタント・PM・PMO
ITコンサルタントやPM、PMOは、システム導入やDX推進プロジェクトにおいて、プロジェクト全体の計画立案や推進、課題管理、関係者調整などを担います。企業のDX投資拡大に伴い需要が高く、年収目安は1,000万円~3,000万円です。
Webデザイナー・UI/UXデザイナー
WebデザイナーやUI/UXデザイナーは、Webサイトやアプリケーションのデザイン設計、ユーザー体験の改善を担当します。デザインだけでなく、ユーザー視点での設計力が求められる案件が増えており、年収目安は500万円~1,000万円です。
Webマーケター・デジタルマーケター
Webマーケターは、SEO、Web広告、SNS運用、アクセス解析などを通じて企業の集客や売上向上を支援します。データ分析や広告運用の経験がある人材は高単価案件も多く、年収目安は600万円~1,500万円です。
Webライター・コンテンツクリエイター
Webライターやコンテンツクリエイターは、記事制作やオウンドメディア運営、SNSコンテンツ制作などを担当します。SEOライティングに加え、生成AIを活用したコンテンツ制作スキルも求められるようになっています。年収目安は400万円~900万円です。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃対策やセキュリティ診断、ゼロトラスト環境の構築などを担当します。情報セキュリティへの投資拡大により需要は高く、年収目安は800万円~2,000万円です。
フリーランスの案件探し11選まとめ

フリーランスとして成功する道は多様であり、自身のスキル、経験、そして取り組み方によって大きく異なります。案件探しは決して容易ではありませんが、この記事で紹介したさまざまな方法を駆使することで、継続的な案件獲得への道が開けるでしょう。職務経歴の整理、スキルの明確化、さらには複数の営業方法の試行など、戦略的に行動することが不可欠です。また、信頼できるクライアントとの関係構築やポートフォリオの充実も重要です。独立して間もない方も、経験豊富なフリーランスも、それぞれのステージに合ったアプローチで、フリーランスとしての安定したキャリアを築いていきましょう。
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